入口に立つとそこは、一面に広がる砂の世界。日本海から吹いてくる強い風によって長い年月を経て生まれた鳥取砂丘は、東西16㎞・南北2㎞におよぶ、日本最大級の海岸砂丘だ。風が生みだす美しい波模様がどこまでも続き、そっと素足を下ろすと、サラサラと砂が優しく足を包む。正面にそびえるのは、「馬の背」と呼ばれる小高い砂丘。その高さはなんと約47mもあり、砂に足を取られながら、一歩また一歩と頂上を目指して歩を進めるうちに、次第に足は重くなり、額には汗がにじみ始める。やっとの思いで頂上に着けば、美しい海岸線の湾曲と、荒波が打つ日本海が360度パノラマが。その雄大な姿に言葉を失い見入ってしまうはず。 絶景を味わった後は海辺に降り、海に足をつけたり、貝を拾ったりと、思い思いに楽しむのもいい。ラクダに乗って写真撮影や散歩、天候のよい日はパラグライダーもおすすめだ。(2018年3月時点の情報です)
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