中国地方随一の名峰・大山の麓で、奥大山と呼ばれる江府町御机地区。ここに岩肌や白い稜線が荒々しさを感じさせる大山の南壁をフォトジェニックに撮影できる話題のスポットがある。それが南壁と棚田風景を背景にして建つ茅葺き屋根の小屋がある風景。古き良き時代の日本を連想させる「日本の原風景」として人気を集めている。
もうひとつ奥大山で訪れたいのが木谷沢渓流。散策道から森に入り歩くこと数分、巨木が生い茂り、川のせせらぎや鳥の声しか聴こえないような別天地が目の前に現れる。水煙を立てながら流れる清流、苔むした岩…。木々の深い緑に囲まれ、奥大山の自然の力強さや渓流美を肌で感じよう。
奥大山は、清らかな水と肥沃な土壌が育む食も魅力のひとつ。『道の駅 奥大山』では、天然水をはじめ奥大山のとれたて野菜や特産品、みやげものが販売されている。またレストランではもち米を使った名物「大山おこわ」も味わえる。
写真家・植田正治の作品約1万2000点を収蔵する『植田正治写真美術館』。天気が良ければ、美術館展示棟の間にある池の水面に大山が映し出される「逆さ大山」に出合える。(2018年3月時点の情報です)
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