杉林に囲まれた山並を抜け、辿り着いた小さな渓谷にあるこちら。入口の門をくぐり、緑陰と静寂に包まれた小路を進むと、茅葺屋根の古民家が見えてくる。ここで味わえるのは、季節の山菜を中心とした滋味豊かな田舎料理。ヤマブキ、ヨモギといった採れたての山菜、早朝より大豆を煮て手しぼりして作った豆腐、しっかり熟成させた自家製味噌など、山里で受け継がれてきた手法を守り、丁寧に作られた品ばかり。清流で育ったヤマメは香ばしく焼いて、特製山椒味噌とともにいただいて。料理の脇には桧の葉や野の花が添えられたりと、細やかなもてなしに、お腹だけでなく心も満たされていくはずだ。(2018年3月時点の情報です)
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