島根半島から約50㎞に位置する隠岐諸島。地質や自然環境などの豊かな地域資源は世界的にも貴重とされ「ユネスコ世界ジオパーク」にも登録されている。
絶景の宝庫と言われる隠岐の景色の中でも、ナイフで垂直に切り取ったような高さ257mの「摩天崖」は圧巻。長い歳月をかけて日本海の波風によって削り取られてできており、海蝕崖としては日本一の高さ。紺碧の日本海と豪壮な崖、抜けるような青空が調和するパノラマビューは、誰もが時間を忘れて眺め入るだろう。(2018年3月時点の情報です)
「奇跡の絶景」と話題を集めているのは、島の沖合に約20mの高さで海上に浮かぶ奇岩「ローソク島」。遊覧船でクルーズを楽しみながら、茜色に染まる美しい夕暮れ時を待つ。すると島の先端に夕日が重なった瞬間、まるで巨大なローソクに火を灯したように輝く絶景が現れるのだ。天候によっては必ず見えるとは限らないが、自然が作り出す灯は、見る人の心まで温めてくれそうな幻想的な光景だ。
隠岐は、海の幸に恵まれた美食の島。漁師が営む食事処『りょうば』では、ご飯の上に柔らかく炊いたサザエを乗せ、だしをかけて味わう「さざえ丼」1080円、生イカに卵と秘伝のタレ、ご飯を絡めて楽しむ「白イカ丼」1200円など、素材の味を生かした漁師飯が愉しめる。
『隠岐プラザホテル』では日本海を一望しながら、獲れたての魚介の刺身や自家水田で作る米など地元食材を使った料理が楽しめる。全室オーシャンビューで、 夜は漁船が魚を誘い寄せる灯り「漁り火」が海に点々と瞬く幻想的な景色が眺められることも。(2018年3月時点の情報です)
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