8月9~12日の4日間、南国・高知を熱く盛り上げる「よさこい祭り」。趣向を凝らした衣装に身を包み、高知の街をエネルギッシュに乱舞する真夏のカーニバルだ。
始まりは今から約60年前。不況を吹き飛ばし、市民の健康と繁栄、そして商店街の活性化を目的にスタート。徐々に参加人数を増やし、今では約200チーム、総勢2万人近くの踊り子が全国各地から集結する日本を代表する祭りにまで成長した。
衣装は法被や着物、民族衣装など様々で、チームカラーを打ち出したバラエティ豊かなものばかり。音楽もロックあり、サンバありとジャンルは自由。「地方車」と呼ばれる派手な装飾を施した車が踊り子を先導し、踊り子たちはカスタネットのような音が出る「鳴子」と呼ばれる道具でリズムを刻み、一糸乱れぬ群舞で前進する。
高知市内の各所に設けられた16のステージで観覧でき、桟敷席に座って観覧できる有料席もある。さらには実際に踊りに参加もでき、本番前に正調よさこい鳴子踊りの振り付けで練習を行なうので初めてでも安心だ。10・11日の午後5時から高知県庁本館東側で先着順に受付け(事前電話受付けあり)。参加費は2500円(鳴子と土佐和紙の法被付き)。問い合わせは「あったか高知踊り子隊(088-823-5941)」へ。(2018年3月時点の情報です)
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