商都として栄えた香南市赤岡町。ここに雑貨や骨董品が所狭しと並び、人が吸い寄せられるように集まる不思議な店がある。
建物は築200年を超える元蝋燭屋。江戸時代の測量家・伊能忠敬も泊まり、脇本陣にもなった由緒ある場所だ。店名の由来は「奥にしまわれたものに光を当てる=奥光屋」。「使わないけど捨てられない大切なもの」や手作り品などを町民が持ち寄り販売する。アンティークの着物や器、高知の和紙などもジャンルレスに並び、買い物は宝探しのよう。旅の個性的なお土産も見つかりそうだ。
店主は赤岡を愛してやまない間城紋江さん。一元客にも「ゆっくりしていき」とお茶を出し笑顔で迎えてくれる。常連客に入り混じり寛ぐ姿が何とも印象的だ。(2018年3月時点の情報です)
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