岡山県西北部に位置する新見市は、中国山地に抱かれた山間の街。市の南部はカルスト台地が広がり、大小多くの鍾乳洞が点在する。
その代表的なスポットのひとつが『満奇洞(まきどう)』。全長約450mの洞内は、雨水などが長い年月をかけて作りだした壮大な自然の造形美が広がる。道中は、天井が低く屈んで歩いたり、広大な地底湖があったりと変化に富んでおり、「つらら石」「リムストーン」など、大小さまざまな鍾乳石や石筍が見事な景観を作りだしている。要所には色彩豊かなライトアップがあり、青や緑、紫など刻々と変わる光を照らし、なんとも幻想的な世界に。歌人・与謝野晶子が「奇に満ちた洞」と詠ったのが『満奇洞』といわれる由来。人々を惹きつけてやまない幻想的な世界を覗いてみては。(2020年12月時点の情報です)
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