香川県観音寺市にある有明浜の松林。そこに東西122m、南北90m、周囲345mを誇る巨大な砂絵がある。1633年に高松藩主を歓迎するため一夜にして作られたとされる「銭形砂絵」で、江戸時代の通貨「寛永通宝」を模している。これを見た人は長生きができ、お金に不自由しないという言い伝えから、パワースポットとしても人気だ。全景を一望するなら、琴弾山頂の展望台がおすすめ。特に、遠く瀬戸内の海原が夕焼けに染まる様子と、砂絵とのコントラストは圧巻だ。毎日、日没から22:00までライトアップが行われ、暗闇のなか緑色に光って浮びあがる銭形が登場。時季によって金色に照らし出されることもあり、昼間とはまた違った表情で訪れる人を楽しませてくれる。(2018年3月時点の情報です)
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