工場の一角でできたてのうどんを提供する『宮川製麺所』は、1950年の創業当時から貫く完全セルフスタイルが特徴。メニューは、「かけ」「つけ」「ぶっかけ」の3種類のみ。店に入ると温かく迎えてくれるスタッフに教わりながら、看板メニューの「かけうどん」をいただく。「テボ」と呼ばれる湯切りザルで麺を温めたり、出汁と鍋底に沈んだいりこ(いりこは14時以降不可)を一緒に器に注いだりするのも、この店の楽しみのひとつ。好みで、天ぷらやあげなどのトッピング、ネギやショウガといった薬味をのせれば完成だ。
麺は一日熟成させることで、コシの強さと弾力を生みだしている。瀬戸内産のいりこをベースにした出汁のうまみが際立つ「かけうどん」と、麺のコシともっちりとした食感が楽しめる「ぶっかけうどん」を食べ比べてみるのもおすすめだ。(2018年3月時点の情報です)
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