「ひやひや」「ひやあつ」「あつあつ」。あまり聞きなれない言葉だが、讃岐うどんの名店『山内うどん』では「かけうどん」を注文する際に知っておきたい言葉だ。なかでも「ひやあつ」は、冷水でしめた麺(ひや)に熱い出汁(あつ)をかけたもので、麺のコシと出汁の豊かな香りをより楽しむことができる。
平日は約400玉、週末には約1000玉のうどんを打つという店主の山内鉄也さん。昔ながらの薪を使った大釜でさっと麺を茹でることで、独特のコシがあるうどんが生まれるのだとか。いりこや鰹節、昆布をベースにした黄金色の出汁が絡むうどんは格別のおいしさで、お腹にスルスルと入っていく。(2018年3月時点の情報です)
有名店より仕入れる天ぷらはうどんとの相性抜群。「かけうどん 小 (ひやひや、ひやあつ、あつあつ)」は200円
坂を上がった先の竹藪の中に建つ店には、朝から一杯のうどんを求めて多くの客が訪れている
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