参拝以外の旅が制限されていた江戸時代。多くの人が憧れたのが、海の神様として、海の神様として、また五穀豊穣、商売繁盛の神様として広く信仰されていたのが香川県の琴平町にある『金刀比羅宮』だった。その時代から、参拝客が絶えない日本屈指のお参りスポットとして発展を遂げた『金刀比羅宮』には、土産店や飲食店が数多く立ち並ぶ門前町が誕生した。当時、歌舞伎をはじめ、最先端のカルチャー発信地でもあった門前町で今、新たなカルチャーを発信する店が次々と登場している。
明治15年創業の土産物店『紀ノ国屋本店』は、銘菓「石松まんじゅう」「舟々せんべい」を製造・販売している老舗。「こんぴらさんと縁のある海の町の文化を伝えたい」と、2016年に瀬戸内や全国の海の幸、おしゃれな雑貨の販売をスタートさせた。
「新しいこんぴら土産を」という思いから、デザイン性の高いオリジナル商品も開発している『YOHAKu26』も人気。讃岐名物のうどんや、こんぴら名物「丸金うちわ」などをテーマにしたワークショップも随時行っている。(2018年3月時点での情報です)
スタイリッシュな『紀ノ国屋本店』には、瀬戸内や全国選りすぐりの海の幸が並ぶ。帆の形をした「舟々せんべい」は店頭で焼きたて(2枚100円)を購入できる(繁忙期を除く)。キュートな舟型のパッケージ入り(16枚500円)はお土産に
散策の休憩には、香川県西部で婚礼の贈り物として伝えられているおやつ「おいり」をトッピングしたソフトクリームを目当てに『四国の旬』へ。ポップな見た目にもほっこり癒されそうだ。
伝統と文化を大切にしながら常に進化し続け、見どころにあふれる門前町。長い階段を登って参拝する前後に、ゆっくりと散策したくなる魅力にあふれている。
『四国の旬』の「嫁入りおいりソフト」350円
『YOHAKu26』で人気のステーショナリー。宝舟や森の石松など、こんぴらにちなんだポップなモチーフや色使いがキュート。「GOSHUINノート」2160円、「御朱印帳ポーチ」2570円はお土産にもおすすめ
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